映画のチケット
2006年 06月 26日
そんなセリフが頭の中をよぎる。
今はお昼の社員食堂。
目の前には保険のおばちゃん。
いつもの名前記入が終わったとき、
「映画に興味ない?」
差し出されたのが、ダ・ヴィンチ・コードのチケットだった。
保険会社主催の試写会らしく、何枚でもくれるらしい。
「彼女はいないの?一緒にどう?」
迷った。だが、これはチャンスだ。
ドラマでありきたりなセリフを思い出して、顔が緩んでしまう。
ふと、試写会の日程に目をやると、今週末の19時からだ。
どう見ても、生産締め日です。残業確定、本当にありがとうございました。
今日も、食後の眠気に負けず仕事に精を出す。
「俺、チケット渡す相手いないや・・・。」